出典:http://miyakoap.co.jp/?p=452
宮古空港のシンボル『あたらかシーサー』
東京在住の造形美術家・牛山リコさんと言う方が、
2年4カ月の間、宮古島に通い、
無償でたった一人で製作され、
2012年3月に完成し、
宮古島市に寄贈された巨大シーサーです。
宮古島の方や、様々な方から持ち寄られた、
沢山の大きなシャコ貝や小さな貝殻、
漁具のガラス玉、漆喰と赤瓦で作られていて、
その迫力は圧巻で、
本当に見事としかいいようがありません。
製作は、真夏の暑い中、
空港の外で作業されたり、
途中で貝殻が盗まれたり、
製作場所を移動させられたり、
さまざまな困難の末に、
完成したシーサーなんだそうです。
私も、何度か製作中にお話させていただきましたが、
本当に笑顔が素敵な方で、魅力溢れる方でした。
牛山リコさんも、宮古島の魅力に魅了された方で、
人の暖かさや、美しい自然が大好きなんだそうです。
完成時の除幕式のスピーチで、
「手を動かしたのは私だが、作ったのは宮古の皆さんだと思う。
このシーサーが皆さんを末永く守り、皆さんに愛されることを願っている。
この2年4カ月は、一番幸せな製作活動だった。
皆さん、本当にタンディガタンディ(ありがとう)」出典:琉球新報
と言われているように、
宮古島の人の思いと自然とが、牛山リコさんを通して、
現れている作品だと感じます。
『あたらかシーサー』の『あたらか』と言うのは、
方言で「もったいない・大切な」という意味から
付けられているそうです。
是非、宮古島に遊びに来た際は、
このシーサーの迫力を間近で、
感じてみてくださいね!!
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