【感動秘話!!】クラス全員がサングラス姿で歌った理由とは・・・(宮古島ニュース)

記事内にPRを含む場合があります。

宮古島高校
出典:http://www.miyakomainichi.com

最近、とっても感動したニュースがありましたのでご紹介いたします。

主役は宮古島の高校生達です。

最初、写真を見て「えっ」とビックリしたのですが、

その理由を読んで、とても目頭が熱くなりました。

上の写真は、今年9月末に

宮古島のホテルアトールエメラルドの

隣にあるマティダ市民劇場で行われた、

宮古高校の合唱祭のものです。

宮古高校のクラスのある1人の女子生徒の子は、

中学2年生のときに受けた「子宮頸がんワクチン」によって、

光に過敏になり、手足のしびれ、虚脱感などの副作用に苦しみ

学校に思うように通えなくなり、

普段からサングラスが手放せなくなってしまったそうです。

その女子生徒の子は、

合唱祭も欠席するつもりだったのらしいのですが、

クラスメートに誘われて、頑張って練習に参加したそうです。

「サングラスで本番はいやだな・・・」と言うと、

周りのクラスメイトが、

「みんなでサングラスをかけて出たらいいんじゃない。」

「合唱祭が終わったら「絶対やってよかった」ってなるから。」

と提案してくれたおかげで、

クラスメイトのみんなや、クラスの担任の先生、他の先生方も賛同してくれて、

当日、家族などに借りたサングラスを全員がかけて、

クラスメイト達みんなで尾崎豊の名曲「15の夜」を歌ったそうです。

その女子生徒の子は、体は辛そうにしながらも

満面の笑みで歌い、歌いきった後、

あるクラスメイトに、

「ありがとう、おかげで一つになれた。最高のクラスになったね。」

といわれ、今までの辛いことが一気に吹き飛び、

「この一言で、今までの大変だったことが全部チャラになった。

みんなと歌えて超楽しかった。楽しい思い出が作れて良かった。」

と感じたそうです。

人は、辛いことも、思いやる気持ちや、言葉一つで、

今までの辛さが一瞬にしてなくなったり、

また頑張れたりするんですよね。

クラスメイト達の他人をいたわり思いやる優しい気持ち、

辛い副作用にも負けずに前向きに笑顔で歌いきった女子生徒の子、

それをサポートし一丸となったクラスメイトの絆。

この世の中、暗いニュースが多い中で、

忘れかけていた大事なものを思い出させてくれる、

そんな素敵なニュースでした。

宮古島の澄んだ綺麗な空よりも、美しい透明な海よりも、

何よりも、宮古島の若者達の「心」が一番美しい。

と、そんな風に感じました。

本当に感動しました。

ありがとう宮古島の高校生達!!

これからの女子生徒の子は、

11月から、ふるさとの沖縄県宮古島を離れ、

遠い千葉県の病院で入院し治療を受けられるようです。

そして、次の目標は

「クラスみんなで一緒に卒業する」こと。

お母さんのコメント

 日々いろんな症状があり、つらい思いしている中でも
「私のためにゴメンね」と経済的な心配をしたり、
島外での治療のために「きょうだいに寂しい思いをさせている」と
家族の心配をしたり、そんな娘です。
今は高校の先生方や友達の理解・支えがあり、休みがちではありますが、
何とか頑張って登校しています。
体力的には辛いと思います。娘以上に副反応に苦しんでいる子は、
たくさんいます。
早急に治療法が確立されることと、国からの救済を願っています。
そして、この記事を読んで、
原因が分からずに苦しんでいる子が副反応のことに気づき、
前に進むことが出来るならうれしいです。 引用:withnews

辛い副作用にもめげずに前向きに頑張る

女子生徒の子の治療法が1日でも早く確立し、

元の元気な体に戻れる日が必ず来ることを、

心よりお祈り申し上げます。

そして、同じように副作用で辛い思いをしている方々が、

1日でも早く救われますように。

ご精読、どうもありがとうございました。